2026.07.29
「ディファレント・アートギャラリー淀屋橋」八木ジン個展 7.29 (水)から10.27 2026


大阪西区のクリエイティブエリアで毎年開催される「ディファレント京町堀アートフェア」と連動したアートウォール。気鋭のクリエイターの作品が、話題のランドマークタワー「淀屋橋ステーションワン」最上階を彩ります。
https://yodoyabashi-stationone.com
第4回選定アーティストとして.,昨年開催された「ディファレント京町堀アートフェア」参加クリエイター、八木ジン個展開催します。
八木ジンは、京都生まれのアーティストであり、写真家。ロンドン・ミドルセックス大学大学院修了。写真を起点に、立体・映像・インスタレーションなど多様なメディアを横断しながら、現代における「見ること」の本質を探る作品を展開するユニークな作家です。この個展のための新作を中心にダイナミックで見る人に様々な印象を与える作品が並びます。
https://www.instagram.com/jinnjinny
展示作品はすべてオンラインで販売します。


<ギャラリー情報>
different ART GALLERY YODOYABASHI
会場: 淀屋橋ステーションワン 30階 (大阪府大阪市中央区北浜三丁目6番22号)
https://yodoyabashi-stationone.com
期間:7月29日〜10月27日
時間:10:00~23:00 入場無料
企画制作:ディファレント京町堀アートフェア実行委委員会 / 株式会社チグニッタ / 株式会社 ZIZO



ステートメント
今回の作品は、私にとってモノクローム本質を探る転換点となる。
何度も色を重ね、
何度も黒で覆った。
消そうとしたはずの色は、
完全には消えない。
塗り重ねてもなお、
その痕跡は静かに息をしているようだ
まるで傷口にできたかさぶたへ、
何度も黒を塗り重ねるようでもあった。
色を隠したかったのではない。
整理できない思考や感情を受け入れ、
余計なものを削ぎ落としながら、
そこに残るものを見つめたかった。
黒は終わりではない。
黒は、感情を沈める色ではなく、
感情を静かに循環させる色である。
ネガティブは、消えるのではなく、
別の形へと変化していく。
破壊は再生へ、
混沌は秩序へ、
喪失は余白へと姿を変える。
私の制作は、その循環を繰り返してきた。
今回改めて取り入れたレンチキュラー作品は
その循環にもうひとつの時間を与えてくれた。
見る角度によって現れる像は変化し、
一つの真実は複数の景色へとほどけていく。
記憶も、感情も、価値観も、
決してひとつの面だけでは存在しない。
モノクロームとは、 色を失うことではない。
色を削ぎ落とした先で、 ようやく現れる、
本質の輪郭である。 こ
の作品群は、 私自身が変化していく過程そのものを記録した、
静かな時間の痕跡である。
八木 ジン

